核シェルターの専門サイト

核シェルターとは、核爆発によって発生する災害から人命を守る目的で造られます。

核シェルターの定義

核爆発によって発生する災いとは、爆発の衝撃・爆風・爆熱・火災・水害・放射線・二次放射能による空気や水や土壌の汚染から人命を守るものを核シェルターと定義します。放射能による空気や水や土壌の汚染から人命を守れないものは核シェルターとは呼びません。

爆発の衝撃 爆風 爆熱 火災 水害 放射線
シェルター
シェルター

核シェルターは爆発の衝撃・爆風・爆熱・火災・水害・放射線・二次放射能による空気や水や土壌の汚染から人命を守るものを核シェルターと定義し、水害・放射線・二次放射能による空気や水や土壌の汚染の対策が行われていないものは、単なるシェルターと格付けします。

核シェルターのレベル・規格

空気清浄機 建造物 対応放射能 コンクリート厚 爆心地より安全圏
レベル1 地上 0,5 Gy以下 30センチ以下 爆心地より20キロ以上(*1)
レベル2 地上 0,5 Gy以下 30センチ以上 爆心地より15キロ以上(*1)
レベル3 地下 1,0 Gy以下 30センチ以下 爆心地より10キロ以上(*1)
レベル4 地下 1,0 Gy以下 30センチ以上 爆心地より5キロ以上(*1)
レベル5 深地下(*2) 1,0 Gy以下 30センチ以上 爆心地より3キロ以上(*1)

(*1)広島の原爆投下と同等レベルを基準とし、爆心地より一定の距離が離れていると爆風や飛散物から身を守れ、低レベルの放射能からも一時的に身を守れる。
(*2)深さ数十メートルの地下施設(例えば、ウクライナの首都キーウの地下鉄は地下100mの深さ等)

核シェルターの必要性

家庭用核シェルターの必要性は爆心地から近ければ頑丈なコンクリート施設が必用ですが、離れている場合は、空気ろ過機をご自宅に取り付けるだけで放射能被曝被害を十分に防ぐ事が可能となります。

爆心地に近い 爆発の衝撃・爆風・熱・火・水から身を守る頑丈なコンクリート施設、空気ろ過機が必用
爆心地から離れている 空気清浄機(ろ過装置)をご自宅に取り付けるだけで放射能被曝被害を十分に防ぐ事が可能

*爆心地よりの距離は、核ミサイルの威力に応じて変わります。

核シェルターの設置場所

賃貸にお住まいの方 完全な核シェルターの設置はほぼ不可能です。別途、土地を購入して核シェルターを作ってください。
但し、爆心地より離れている場合は、空気ろ過機をご自宅に取り付けるだけで放射能被曝被害を十分に防ぐ事が可能となります。
また、室内に設置したり造作する簡易的なシェルターもあります。
分譲マンションにお住まいの方
戸建住宅にお住まいの方 新築、または地下施設を作る土地が有る場合は、核シェルターの設置は可能です。
地下施設を作る土地が無い場合は、完全な核シェルターの設置はほぼ不可能です。別途、土地を購入して核シェルターを作ってください。
但し、爆心地より離れている場合は、空気ろ過機をご自宅に取り付けるだけで放射能被曝被害を十分に防ぐ事が可能となります。
また、室内に設置したり造作する簡易的なシェルターもあります。

核爆発から守る核シェルター

核爆発とは、人為的な場合は戦争やテロ。自然災害では地震・津波・火災・台風などによる化学工場や有害物質を取り扱う場所から放射能などが漏れ出す事故です。核爆発や災害時の放射能漏れなど過酷な条件下で人命を守る為の備を想定して核シェルターは建設されます。

核シェルターの建設

核シェルターを建設するには、核爆発による衝撃波、爆風、放射線、熱、火の脅威を減少させる為に地下が最も有効です。地下の揺れは地表の約3分の1といわれていますので、鉄筋とコンクリートで建設を行い、土とコンクリートの遮蔽力を利用します。また、核シェルターのドアは熱と衝撃及び水から内部を守るドアにし、核シェルターの外部に接している出入り口のドアは、強度に加えて水害などで一時的にシェルターが水没しても、シェルター内に水が浸入しない密閉度が必要です。

核シェルター用の空気清浄機(ろ過装置)


核シェルター用の空気清浄機(ろ過装置)は、現在世界で知られている毒物を99.995%以上ろ過する能力を持っているものがあります。核シェルターに於いては放射能をはじめ、有害物質を取り除いて安全な空気を供給する空気清浄機は常識と言えます。この空気清浄機が無いものは核シェルターと呼びません。

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